★12月の定休は毎週金曜日。年末年始は31日午前まで営業、年始は5日の日曜スタートです!

背骨の圧迫骨折

脊柱圧迫骨折とは

桃井かおりさんのテレビCMでご存知の方も多いと思います。

「いつのまにか骨折」

背骨が潰れてしまう骨折のことです。

主な原因が骨粗鬆症とされています。

これが65歳を過ぎると急にリスクが高くなるというデータがあるのです。特に女性は閉経後女性ホルモンが減少し骨密度が下がり骨粗鬆症になりやすく要注意です。

 

症状

寝返り、起き上がり、立ち上がる時など体を動かす時に強い痛みが出ることが特徴です。

痛みの程度は圧迫骨折の程度によりますが、急性期にはかなり強い痛みを伴い、周りもどうしたら良いか困惑するくらいです。

腰の痛みだけでなく足の痺れなども伴うようなら背骨がかなり破綻して神経を圧迫している可能性があり外科的な処置も必要になる場合もあります。

どんな時に発症するのか

いつの間にか骨折というくらいですので、日常よくある程度の軽い腰痛を繰り返してるうちに徐々に背骨が潰れてしまうこともあります。

突発的な場合だと尻餅をつく、重いものを持ちあげる、不意にくしゃみをする、腰をひねった時などに時発症することもあります。

なりやすい人

一番のリスクは骨粗鬆症です。骨自体が弱ければ潰れる可能性は高くなります。

また、圧迫骨折は背骨の中のおなか側が潰れることから猫背の強い人もリスクになります。猫背は重力に抗して脊柱のカーブを正常に保てない結果ですので背骨が潰れやすい環境ということになります。

突発的な原因で圧迫骨折した場合は圧迫骨折をきっかけに圧迫骨折が連鎖することで背中が丸くなっていきます。

 

一般的な治療法

一般的にはコルセットを装着して一定期間安静になります。

背骨が縦方向に潰れているわけですので体を起こしているときはコルセットが必須になります。横になっているときは基本的にコルセットは不要です。

骨折の程度によりますが痛み止め、骨粗鬆症の薬を使いながら徐々にリハビリを開始、運動療法により筋肉をつけましょう、、という流れです。

 

手術の場合は背骨を直接固定する方法と潰れた背骨に骨セメントを入れて背骨を安定させる方法があります。高齢者の医療の現場に長くいましたが手術をするケースは少ないです。手術もリスクがあり必ずしも痛みがなくなるとは限りません。

 

当院のアプローチ

突発的な圧迫骨折の直後は痛みが強く、とても動ける状態ではありませんので私は関与しません。強い痛みが落ち着いた頃からアプローチ開始します。

圧迫骨折は背骨のおなか側が潰れるのでそこに圧が集中しないような背骨のアライメントに整えます。そもそも背骨が骨折しているわけですので外力で整えることはナンセンス。リスクが高すぎますのでご自身の力を使って整えていきます。

同時に背骨のS字カーブを正常に保つためのインナーマッスルに刺激を入れコルセットでなく自分の筋肉、靭帯、皮膚、脂肪組織で背骨を支えられるようにします。

圧迫骨折は一つの背骨が圧迫骨折をするとその他の背骨にも力学的影響を与え圧迫骨折が連鎖的に起こる場合があると言われています。そのためにもしっかりと自らの力で背骨を支えられるようにすることが大事になります。

 

「いつの間にか骨折」に関しても同じように痛みの具合をみながらさらに積極的にアプローチしていきます。

まとめ

背骨は体の要となる部分です。

それが潰れるということはとても危険なことでそれがきっかけでその他にも不具合が起こる可能性は大いにあり、痛みが治まったからと放ってはいけないと思います。

骨折ですので、骨が固まれば痛みは自然と治ります。しかし、先ほども書きましたが圧迫骨折は連鎖する可能性があるのです。圧迫骨折によって崩れた姿勢から肩が痛くなったり膝が痛くなったりする可能性は大いにあります。

何より、背中が丸くなると見た目の印象が変わってしまいます。

 

高齢社会、これから増えると思われます。

元気な今できることは骨粗鬆症を予防すること、猫背など姿勢を整えることだと思います。

 

 

最後までお付き合いありがとうございました。

 

最新情報をチェックしよう!