いつもありがとうございます。
さとみ整体院の佐藤里美です。
やはり大寒になると寒差が違ってきますね。
ウチ、羽毛布団じゃないんです。
明け方、寒いです。
羽毛布団が欲しい〜
水分足りてますか?
夏場は脱水には気をつけて採りますが、冬になると飲む量がガクッと減っていませんか?
もちろん夏と違って汗をかかないので、夏ほど飲む必要はありません。
特に年齢が高くなると喉の渇きを感じにくくなることと、トイレが近くなることがあり一層水分不足に陥りがちです。
若い方だとお酒を飲みっぱなし、水を飲まずに寝てしまうと脱水になります。
日本酒一合飲んだら300mlくらいの水が必要というデータもあります。
冬は室内外の温度差が大きく、そこに脱水になると心筋梗塞や脳卒中などの血管系の病気を引き起こす確率が高くなることは周知のとおりです。
整体院をやってると、そんな怖い病気ばかりでなく身近な不調の原因の一つとして脱水の可能性を考えることがあります。
意外と身近なんですね。脱水。
所ジョージさんも言ってますしね。
脱水とは
脱水とはご存知の通り、体の水分が抜けた状態。
人間の体は約6割水でできています。
水と言っても無色透明の水ではなく血液、リンパ液、脳脊髄液、消化液などです。
これらをまとめて体液といいます。
体液は水の他にミネラル(塩など)が丁度いいバランスに含まれて初めて正常に作用します。
なので単純に水だけが不足しているとは限らないのです。
以前、知り合いが日帰り温泉に行ってたっぷり2時間くらい入ってたのかな?その間脱水予防に水をガブガブ相当飲み、帰宅中に身体中が痙攣して大変な目にあったという話を聞いたことがあります。
汗で塩が抜けて、さらに水で体液が薄まりすぎていわゆる「電解質異常」を起こしたんですね。
下手したら死にます。
あとは下痢による脱水です。お尻から水分を放出してるだけでなく、下痢をしてる時は体調が悪いので食事量も少なくなり、食事からの水分を十分に摂れなくなります。そうして知らず知らず脱水になるのです。
そんなわけで一言で脱水と言っても、水だけが足りなくなる場合、水とミネラルが一緒に足りなくなる場合、
水は足りてるけどミネラルが足りなくなる場合(コレ、脱水とは言わないですね)があります。
水分とミネラルが丁度いいバランス、丁度いい量があることで内臓、筋肉、脳、神経が正常に働いてくれます。
干からびた筋肉より水々しい筋肉のほうが強そうなのはイメージしやすいですよね。
潤いって大事です!!
脱水症状
代表的な脱水症状をまず。
めまい、吐き気、頭がボーっとする、だるい、食欲がない、おしっこが少なくなる、体が浮腫む。
だいたいこれくらいが初期症状です。
さらに進行すると、脱力感、手足の震え、筋肉の痙攣、頭痛、発熱、脈が早くなる、呼吸が早くなる、血圧が下がるなどの症状が出てきます。これくらいになるとすぐに病院に行くレベルです。
さらに進行すると命の危険が待っています。
整体院でお客様を見ていると、重症の方はさすがにいらっしゃいませんが軽度の脱水の方はよくおられます。
一番多いのは腰痛、肩こり、浮腫み、だるい、なんとなく調子悪い、足がよくつる、やる気が起きない。
これらの症状の方の口の中を拝見すると乾いてることがよくあります。
舌がひび割れていたり、逆にツルツル光っていたりするのも脱水の可能性があります。
水分を摂るだけで良いことが。
ご自分の不調がもしかしたら脱水も一つの原因かも、、!? と思ったら試してみる価値はあるともいます。
案外水分をちゃんと継続的に摂ることで困った症状が軽減することもあるんです。
もちろん水分補給だけで全ては解決しませんが治りは早くなります。
なのでもし、体に不調がある方は水分が足りているか、1日のお水の量をチェックしてみてください。
お医者様に水分制限されていなければ1日1.5リットルが目標です。
冬は白湯をお勧めします。飲みなれると美味しくなりますよ。
所さんも言ってる冬の脱水、気をつけてくださいね!
最後までお付き合いありがとうございました。