水素ガス吸入
2007年、世界の医学専門誌ネイチャー・メディシン誌に日本医科大、太田成男教授チームが水素の有効性を発表して以来、2017年12月までに約1000編の研究論文が発表され、水素は様々な病気の治験や医療分野で利用されています。
しかし一般的にはインチキ水素水事件もあり、水素に対してネガティブなイメージをお持ちの方もいらっしゃると思います。
これに関しては水素自体がインチキではなく、一般販売されていた水素水の商品がインチキだったのです。インチキと言うか、水に溶かした水素は流通の過程でとっくに抜けていた、、だったのです。
その水素水の数百倍も体に吸収できて効果も高く、医療でも使われているのが鼻からの水素吸入です。
当院では水素吸入をしながら整体を受けていただけるようになったので、この水素吸入について解説したいと思います。
有効とされているもの
「炎症の抑制」「血行動態の安定化」によって良い反応
・疲労回復
・筋肉痛
・関節炎
・関節リウマチ
・炎症を抑える
・眼精疲労
・不眠
・アンチエイジング
・脳梗塞などの後遺症
・認知症予防
・花粉症
・パーキンソン病
・アトピー性皮膚炎
・癌
上記の他、170種類の病気に有効とされています。
それぞれの病気に対してはエビデンスが確立しているわけでなく、各大学病院で臨床研究中ですが一部先進医療に指定、クリニックで水素療法は普及してきています。
体の中で何が起こるのか
そもそも水素って何?
ご存知、水素(H2)は理科の授業で習ったスイヘエーリーベーボクノフネ、、、の「スイ」です。物質を構成する元素の中で、宇宙でもっとも多い元素ですが空気中では微量しか存在しません。
私たちの体の構成元素の63%を水素が占めています。
体内では腸内で細菌が発酵する過程で水素が生産されますが、これも微量で肝臓、脳の一部にしか行き渡りません。
水素は活性酸素と結びついて水になり排出されます.
活性酸素とは
人間の体は大量の酸素を消費していますが、そのうちの2%が活性酸素となります。
活性酸素とは他の物質を酸化させる力が非常に強いと言われています。
体が酸化することで老化、病気が発生することは明確になっています。
しかし、悪いことばかりではなく、強い殺菌力もあり最近やウイルスを撃退する働きもあるのです。
しかし、現代人の生活は活性酸素を大量発生させる環境にあり、活性酸素が増えすぎ悪い影響の方が大きくなっていると言われています。
活性酸素を減らすための生活習慣
・タバコを吸わない
・お酒を飲みすぎない
・きつい運動をしすぎない
・紫外線を避ける
・加工食品を食べすぎない
・ビタミンC,Eを多く摂取
・ポリフェノールを多く含んだ食品を摂取
・緑黄色野菜を摂取
・水素ガス吸入
まとめ
・水素ガスは世界的にも安全性が確認され、医療でも使われている。
・170種類の病気に効果が期待できる。
・水素は体の中で活性酸素と結びついて無毒化、水となりは排出される。
・活性酸素を減らすには生活習慣を見直すことと水素ガス吸入が効果的。
当院でも水素ガス吸入をしながら施術した方が効果が高い印象です。
もちろん個人差はありますが、特に頭痛、肩こり、自律神経の乱れに効果が高いように感じます。
ご興味のある方は一度体験してみてください。
*水素ガス発生装置はたくさん市販されていますが、ガスの発生量や塩素対策されているかなど様々です。値段の割に粗悪品もありますのでもしご購入を検討されているのであればご注意ください。
最後までおつきあいありがとうございました。