階段を下りるときの膝の痛み
いつもありがとうございます。さとみ整体院の佐藤里美です。
膝の痛みを感じやすい場面の一つに階段があります。
登りより下りる方が辛いという方が多いですが、なぜ下りる方が辛いのか書いてみました。
どうして下りが辛いのか
膝の痛くない方からしたら登りの方が大変だし膝に負担がかかりそうなイメージかもしれませんが、実際は下りの方が膝への衝撃がずっと大きいのです。
下っているわけですから重力の影響で、言い換えれば一段一段落ちるわけです。
一段落ちて着地した時、膝には体重の8倍くらいの衝撃がかかるそうです。
そりゃ、膝が傷んでいる方は痛いはずです。
ただ、筋肉を使ってなるべく衝撃のないように降りるんですが、その筋肉の使い方も伸ばされながら力を発揮するという難しいことを太ももの筋肉はやってるんです。
そんな太ももの筋肉は骨盤から膝にかけて伸びています。
なので骨盤の動き、傾き次第で力を発揮しやすかったり発揮しにくかったりするのです。
整体でできること
階段を下りるときの膝の痛みは膝の動き、筋力だけでなく、骨盤周囲、さらにその上に乗ってる上半身も見ていく必要があります。筋肉を鍛えさえすれば良いというわけではありません。
先ほどおかえりになった方は腰痛で膝の痛みはないのですが、骨盤を整えたのでお帰りの際階段を下りながら「足が軽いわ」とおっしゃっていました。
(さとみ整体院は二階なんです。階段が大変な方は出張もしております)
日常の階段、坂道、山登りで膝にくる方は一度ご相談ください。
最後までおつきあいありがとうございました。