いつもありがとうございます。
さとみ整体院の佐藤里美です。
今日は肩こりの意外な原因を一つ書きたいと思います。
肩こりの方を多く拝見しますが結構共通しているのが顔も凝り固まってるということ。
顔が凝ってる?ってどういうことかイメージがしにくいかもしれませんが顔にもたくさんの筋肉があり、そのおかげで表情を作っています。
そんな顔の筋肉がもしあなたの肩こりに加担していたとしたら、、、、。
肩こりと顔の筋肉の関係
人間の体は顔、肩、手、胴体、腰、足、というようにバラバラに出来ていないので大なり小なり影響しあっています。影響しあっているからこそロボットのような動きではなく滑らかにバランスをとりながら動くことができます。今回はあまり意識したことがないかもしれませんが顔の筋肉がどう他へ影響するのかを書きたいと思います。
顔の筋肉
顔には30個くらいの筋肉が付いています。
そのおかげで表情を作ったり、食べ物を噛んだりしています。
こうやってみると気持ち悪いですねー。面の皮を剥がせば皆こんな感じ(笑)
顔の筋肉と首、肩の筋肉
このように顔の筋肉と頭の筋肉、首、肩の筋肉は流れるように連結して続いています。
これだけ見ても顔の筋肉と肩こりは無関係ではないことが想像できると思います。
よく噛み合わせが全身に影響すると言われますが筋肉の面から見ても影響しています。
コリやすい顔の筋肉
たくさんある顔の筋肉の中でもコリやすく、首、肩への影響が大きい筋肉があります。
おデコのシワ筋
おデコの筋肉で目の上から頭へ伸びてる筋肉で前頭筋といいます。
この筋肉は眉毛を上げておデコにシワを寄せる筋肉です。
いつもおデコにシワを寄せている方、もしくは無表情の方はこの筋肉がコリやすく特に首の後ろ側、背中に影響します。
眉間のシワ筋
鼻骨筋という眉間にシワを寄せる筋肉が凝り固まっても同じように首、背中に影響します。
食いしばり・歯ぎしり筋
食いしばるとほっぺの外側がぷくっと膨らみます。咬筋と言って食べ物を噛む時に使う筋肉です。
同時に耳の上の頭の筋肉もぷくっと膨らむと思います。これは側頭筋と言って咬筋と一緒に働く筋肉です。
ストレスや力仕事をする方、歯ぎしりの激しい方はこれらの筋肉が凝り固まっていることが多いです。
この筋肉がコッていると首の前側や横隔膜まで影響します。
横隔膜は肩こりに関係なさそうですが、実は結構関係しています。
横隔膜は呼吸の時に動く筋肉です。
横隔膜の動きが悪くなると代わりに肩を使って呼吸するようになります。
呼吸は1日2万回しますので2万回も肩を使ってたら肩がコルに決まってます。
コッているかどうかのチェック方法
前述したように普段からおデコや眉間にシワがよってる方、食いしばる方、歯ぎしりする方はほぼこってると思ってください。
また、鏡を見て顔が歪んでたら筋肉のアンバランスが起きていますのでおそらくこっています。
よくわからない方はその筋肉をグリグリしてみて痛かったり、しこりがあったり、もしくはやたら気持ちよかったりしたらこってる可能性が高いです。
女性は普段から顔をよく触るし、鏡も見ますので気がつきやすいかもしれません。
解消法
オススメはお風呂の中でこっている筋肉をゆっくりマッサージすることです。
できたら少し洗顔石鹸やマサージクリームをつけて滑りを良くしたほうがお肌には優しいいです。
力の入れすぎは禁物です。
顔を洗う際についでにちょっとマッサージする程度のほうが長続きするかもしれません。
私は歯ぎしりするのでいつも右の咬筋がこっています。お風呂とお風呂上がりのスキンケアの時にちょちょっとやっています。
以外とこれだけでフェイスラインが整うから一石二鳥です^ ^
今回は顔のコリと肩こりの関係について書きましたが、もっと言えば全身に影響します。
なので体のどこかに不調がある方は一度顔をチェックしてみてはいかがでしょうか。
発見があるかもです!!
最後までおつきあいありがとうございました。