股関節の痛み
いつもありがとうございます。
さとみ整体院の佐藤里美です。
最近、立て続きに股関節が痛む方がいらっしゃいました。
おひと方は病院で変形性股関節症と診断され手術をする程ではないから筋肉をつけなさいと指導されたそうです。
しかし何年も前からスポーツジムでトレーニングされていたのでこれ以上どうやったらいいか分からなくなっていました。
本当に筋力不足?
股関節に限ったことではありませんが、筋肉をつければ解決するケースは少ないです。そもそも普通に歩いて生活できる人が筋力不足で痛くなるなんてことはないんです。
こういう言い方はあれですけど骨と皮だけのようなご老人でも元気に歩いている方はたくさんいらっしゃいます。
この方は痛いまま筋力トレーニングをして筋肉がどんどん硬くなり関節の動きも制限されていました。
当院の整体
まず全身の大まかな歪みとサクッと整え(ボキッ、グイッとはしません)それだけで股関節の動きは良くなるのですが、もう少し細かい視点で全身調整。
具体的に言うと股関節の位置が少し前にズレていたので元の位置に戻ってもらい、その他関節、筋肉、内臓、経絡、脳、身体意識のエラーをピックアップ、調整しました。
主観で約3割ほど痛みは残るものの明らかに痛みは軽減、階段をスタスタ降りてお帰りになりました。お互いに嬉しい瞬間です。
5日後にもう一度来ていただきましたが痛みはほぼゼロ。勝手に良くなってくれました。
診断名で諦めない
ということはレントゲンで問題があったのに関節自体、筋力不足からの痛みだけではなかったということです。
関節の痛みは関節自体が傷んで起こる痛みとそれ以外の体を構成する組織からくる痛みがあります。
レントゲン、MRIはあくまで参考です。
その結果に振り回され痛みが長引いている人が多いこと。
これは医療界でも問題になっています。
過剰な画像診断が症状を悪化させると。
ご自身の痛みの原因は本当に関節なのかそれ以外なのか一度チェックしてみませんか。
最後までおつきあいありがとうございました。