パーキンソン病の表情ケア
さとみ整体院にはパーキンソン病の方が数名いらっしゃっています。
症状は体の動きにくさ、震え、歩行障害が有名ですが、顔の筋肉も動きにくくなり表情が乏しくなるのも代表的な症状の一つです。
顔の筋肉が動きにくくなるので聞き取りにくい発声にもなってしまいます。
それらは社会生活を送る中で不利になる場合もあるので気になる問題です。
なので表情を取り戻すことはパーキンソン病の方にとっては大事なことだと思います。
顔の施術
整体は首から下のイメージがあるかもしれませんが必要に応じて顔、頭の施術もします。
表情は表情筋と言われる複数の筋肉がタイミング良く、いい加減に働いて自然な表情が生まれます。
筋肉ですから硬くなることもあり、うまく働かないことも、働きすぎることもあります。
腰の施術と同じく、筋膜、表情筋の状態を整えることで顔の筋肉は解放され動きやすくなります。
効果
表情が乏しくなると顔の筋肉が動かないわけですから顔が浮腫んできます。これは見た目にはっきりと分かる浮腫みから隠れ浮腫みまで必ずあります。
顔の施術をすることで浮腫みも取れてかなりスッキリします。
結果、表情筋が働きやすい環境が整い自然な笑顔になれるというわけです。
そして表情筋はお話しするための筋肉でもあるので口元がよく動き発声がはっきりしてきます。
まとめ
パーキンソン病は神経の病気ですので筋肉の状態を整えても全ては解決しませんが、
動きにくい⇨動かなくなる⇨さらに硬くなる⇨無表情、、という悪循環を防ぐことができます。
顔の筋肉は見た目に大きく影響し話す、食べることにも関わってきますのでパーキンソン病の方に限らず脳梗塞後の方や高齢の方はケアした方が良いと思います。
私も自分でケアしてます。浮腫みがとれてスッキリします!
最後までお付き合いありがとうございました。