肩甲骨が硬いとは
近年、メディアでもよく取り上げられる肩甲骨。
スポーツジム、ヨガ、整体院、整骨院などで「肩甲骨が硬いですね」など言われたことがある人は多いのではないでしょうか。
では実際、肩甲骨が硬いというのはどうゆうことなのでしょうか。
肩甲骨の動きが少ない
ご存知、肩甲骨は骨ですので肩甲骨がカチカチなのは当たり前です。
何が硬いのかというと肩甲骨の動きが硬いということです。
肩甲骨は腕や肩を動かした時に一緒に動きます。
その方向、なんと6方向もあるんです。
1 上にスライドする動き
2 下にスライドする動き
3 内側にスライドする動き
4 外側にスライドする動き
5 時計回りにスライドする動き
6 反時計回りにスライドする動き
このように自由自在に肩甲骨が動くことで肩関節の滑らかな動きをすることができ、また肩関節を保護しながら動くことができるのです。
ではなぜ肩甲骨の動きが硬くなるのでしょう。
それは肩甲骨周りの筋肉が硬いということです。
肩甲骨の動きは100%筋肉次第です。
肩甲骨には左右上下から付いている筋肉がうまく伸び縮みすることで肩甲骨は動くことができます。その筋肉の数なんと17種類。
その筋肉が正常にお互いに均衡をとって動くことができて初めて正常な肩関節の動きとなります。
それらの筋肉は肩の周囲だけではなく腰や首、腕まで繋がってる筋肉もあり上半身、いや下半身の動きまで影響を及ぼします。
肩甲骨の役割
肩甲骨は体幹と腕の骨を繋げる大事な役割があります。
四つ足動物にはみんな肩甲骨があります。
肩甲骨がなければ腕を自由自在に動かすことができないのです。
肩甲骨は鎖骨や肋骨、背骨とも連携して動いてくれます。
腕の骨(上腕骨)、肩甲骨、鎖骨、肋骨、背骨がそれぞれ動いて仕事をして初めて滑らかで無駄な力のいらない上半身の動きをすることができます。
解決法
肩甲骨の動きを支配しているのは筋肉たちです。
なのでそれらの筋肉の柔軟性を取り戻せば良いわけです。
しかし、肩甲骨にはたくさんの筋肉がついており、どの筋肉が硬くなっているかは人それぞれです。(ある程度パターンはあります)
それを自分で見つけながら効率よくストレッチする方法をお伝えします!
言語でお伝えするには難しいので動画をご視聴ください。