タコ・ウオノメは削るだけ??
足のタコ、ウオノメ、、痛いし、痛くなくても夏は見栄えがね。。
歩き方が悪いのかな、靴が合ってないのかな、、漠然とそう思ってる方は多いのではないでしょうか。
皮膚科だと削って終わりになりますが、うちは整体院なので整体目線で書きます。
タコとは
タコ、それは角質が分厚くなって黄色味を帯びた状態のことです。専門用語ではベンチと言います。
足の裏だけでなくペンダコ、座りダコなど継続的に刺激を受けるところにはタコができます。
痛くないことが多いのですが女性は特に見栄えの問題があるので気になります。
多くの足を拝見してると足の指の付け根や足のゆびにできることが多いようです。
ウオノメとは
ウオノメ、それはタコの進化系。
皮膚への刺激が一点に集中した場合に、硬くなった角質が柱状に奥へ奥へと伸びていきます。
タコ同様足の裏やゆびにできることが多いのですが、皮膚の奥へ刺さるために痛いのです。
見た目にもタコの中心に芯が見えますので鑑別できると思います。
原因
両方とも原因は継続的な圧迫などの刺激です。
集中的な刺激から身体を守ろうと皮膚を分厚くしている、いわゆる防御反応です。
だからせっかくの防御反応を削るだけでは足にとっては迷惑な話なのです。
場所別
親指の付け根、親指の横にできる場合は扁平足、外反母趾になっていることが多いです。
小指の付け根にできる場合は歩行時に左右にブレが大きい、または甲高になってる可能性があります。
小指の横、親指の横にできる場合は靴が小さく窮屈なのかもしれません。
ゆびの付け根にできる場合はいずれも、浮き指になっているか、ヒールが原因の可能性があります。
歩くときに足の指ではなく指の付け根で蹴っているために、そこにタコができるのです。
解決法
普通に生活しててできる足のタコ、ウオノメは歩き方、重心の問題を解決する必要があります。
自分の体の特性って人それぞれです。自分ではわからないものです。
だから他者に客観的に見てもらい、体の使い方を変えること、適正な靴選びが再発予防にもなるのです。
歩き方、重心、どこが弱いのかのチェック、ピンポイントでの強化は私の得意とするところです。
余談ですが、長年の腰痛など痛みに悩んでいる方の多くは足の裏を見るとタコやウオノメができてています。体全体の状態、歩き方の問題、重心の問題があって足にタコができ、そういう場合、被害は足だけでなく腰や肩首など様々なところに広がるということと思います。
一度ご自身の足の裏をよーく見てみてはいかがでしょうか。
タコまでとはいかなくても角質の厚さが不均等になっていませんか?
特定の靴を履いた時だけ部分的に角質が厚くなることはありませんか?
まとめ
・タコ、ウオノメは持続的に皮膚に刺激を受けることでできる。
・体の防御反応の一つである。
・できる場所によって体の使い方が分かる。
・タコ、ウオノメが出来やすい人は腰痛など起こしやすい。
・自分の足の裏を見てみましょう。
最後までおつきあいありがとうございました。